神宮外苑の開発計画をめぐって諸方面から反対や抗議の声が上がっている。 報道に接したときに最初に思ったのは「抗議する相手が違う。都知事ではない。」だった。神宮外苑の大部分の土地を持っているのは明治神宮で開発をするのは三井不… 続きを読む 神宮外苑の絵画館
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ミツカとナチ
ミツカ(Walther Mitzka)はドイツ言語地図(Deutscher Sprachatlas)とドイツ単語地図(Deutscher Wortatlas)の編纂者として知られている。マルブルク大学のドイツ言語地図を1… 続きを読む ミツカとナチ
ninjalフォーラム 2
ninjalフォーラムの大西拓一郎さんの講演のテーマは「狭域言語地図の詳細分布データを探索する」だった。LAJやGAJのような全国を対象にした大域言語地図とどこかの県の一部を対象にした狭域言語地図では見えてくるものが違… 続きを読む ninjalフォーラム 2
正しいかぼちゃの語源
昨日(2023年2月24日)は国研の大西さんの空間接続研究会だった。対面での研究会は本当に久しぶりのことだ。「対面」とわざわざ冠するのはこの3年間ズームでの会議や研究会が常態化したからで、今回は対面とズームの併用(ハイ… 続きを読む 正しいかぼちゃの語源
ninjalフォーラム 1
2月18日のninjalフォーラム(国研ズーム開催)は「語彙資源の構築と活用」がテーマだった。私は私用があったので午前中のいくつかの講演だけ聞いたのだが、そのうちの小木曽智信さんと大西拓一郎さんの講演について書きたい。… 続きを読む ninjalフォーラム 1
沖縄方言のマンガ
『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』という長すぎる題のマンガがある。私が見つけたのではなく、もと同僚のK先生のお導きによる。持つべきものは友である。 沖縄の高校に転校した中村君が一目惚れした喜屋武(きゃん)さ… 続きを読む 沖縄方言のマンガ
タクシー数
2015年に徳之島にプチ移住をしたとき、ひとときの我が家となった家にはテレビもインターネット接続もなかった。実のところ残念だったのはネット接続がないことのほうで、もしそれが可能だったらネット中継で地元のサッカーチームが… 続きを読む タクシー数
言語地理学の夜明け
言語地図を出発点にした言語地理学は戦後グロータースによって日本に導入された。グロータースが柴田武と知り合ったことがその最初のきっかけだったのだが、グロータースが柴田に初めて会ったのがいつかについて当事者二人の証言がまち… 続きを読む 言語地理学の夜明け
方言研究の補助としてのAI
最初に断っておきたいのだが、私は何でもコンピューターにやらせることが正しいとは思っていない。コンピューターで仕事をするのは二つの場合しかない。コンピューターを使ったほうが人手よりもずっと速かったり大量にできてしかも正確… 続きを読む 方言研究の補助としてのAI
自然言語AI
アメリカのOPENAIという研究所が作っているChatgptという自然言語のAIがすごいというのでちょっと試してみた。 OPENAIはあのイーロン・マスクも出資者になっていてGPT-3という言語処理AIや人間が自然言語… 続きを読む 自然言語AI