共同利用型研究

「言語地理学」のカテゴリーの記事「言語地図と現代史」で「国研が所蔵している世界の言語地図を研究費をいただいて調べている」と書いたが、これは「共同利用型研究」の公募に応じて採択されたものだ。1年計画だったが、コロナで研究所… 続きを読む 共同利用型研究

ソラリス

次の二つの文章を読んでいただきたい。 「大きな才能と強い性格とを持つ人間は多かれ少なかれ一定の割合で生まれてくるものではあるが、しかしそれらの人間の選択は一様ではない。科学の一定の分野にすぐれた研究家が大勢いるかあるいは… 続きを読む ソラリス

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カテゴリー: 雑文

ばちらぬん

土曜日に与那国島を舞台にした「ばちらぬん」「ヨナグニ 旅立ちの島」を見た。どちらもミニシアターで上映されるような映画だ。ここ松本では在来の映画館(30年前は10館ぐらいあった)が絶滅していく過程でミニシアター系の映画を上… 続きを読む ばちらぬん

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カテゴリー: 沖縄

大学発のベンチャー

私が理事(もちろん無給)を務めているNPO、SCOPが設立20年目に突入していた。信州大学発のベンチャービジネスは今ではいくつかできているが、このSCOPはそのなかではしりと言える存在だ。SCOPの業務内容は一口で言えば… 続きを読む 大学発のベンチャー

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カテゴリー: 雑文

ロシア語話者の葛藤

1週間前のNHKニュース「おはよう日本」で、ウクライナのロシア語話者の葛藤を取り上げていた。もともとロシア語の話者だった避難民の女性は「私たちを殺しに来た人たちの言葉は話したくない」とウクライナ語で話そうと努めている。N… 続きを読む ロシア語話者の葛藤

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カテゴリー: 雑文

「びじゅチューン」賛

 いつものことながらちょっと下らないがでもとても面白いと思っていることを書きたい。このブログを始めたときからいつか書きたいと思っていたことだ。 NHKのEテレで「びじゅチューン」という番組がある。5分程度の時間のなかで美… 続きを読む 「びじゅチューン」賛

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カテゴリー: 雑文

南鳥記

 突然だが、俳号を南鳥としようと思う。俳句は詠まないが俳号を先に作ることにしたのだ。形から入るというやつだ。南鳥と書いて「みなみどり」ではなく「なんちょう」と読む。南の鳥が南島を懐かしんで悲しげに鳴く。なんちょう詩情だ。… 続きを読む 南鳥記

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キエフからキーウへ

 ウクライナの首都の公式名称がキエフからキーウに変更になった。そのことに関連して朝日新聞のデジタル版が「キエフからキーウへ 地名は誰のもの」と題する記事を3回にわたって掲載した。この記事は地名に関する疑問に対しての答えに… 続きを読む キエフからキーウへ

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論争を恐れるな

一ヶ月前の文藝春秋にノーベル賞の真鍋淑郎さんの「ノーベル賞は『論争』から」という文章が載っていた。この中で最初に述べられていたのは「ディスアグリーメント、つまり意見の違いや反対から学ぼう」だった。日本ではまったく違った研… 続きを読む 論争を恐れるな

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