Wenkerの調査票の全文とその和訳である。Wenkerの調査した結果については日本の文献でいろいろ触れられることはあったが、原文がどんなものかは案外紹介されていないように思う。実際に本文を入手してみると、いかにも150… 続きを読む Wenkerの調査票
投稿者: msawaki
言語地図と現代史
国研が所蔵している世界中の言語地図を調査する研究費をいただいている。 まだその10分の1も調べることができていないのだが、分かってきたことが一つある。それは、ヨーロッパの言語地図は何らかの形で現代史が影を落としている… 続きを読む 言語地図と現代史
島の動物
徳之島は動物の密度が高い。小動物であれ、鳥であれ日々間近に目にする。一年を通して気温が高く、雨が多いからだろう。 動物の密度の高さを一番最初に実感したのは、プチ移住2日目ぐらいにAコープのある平土野目指して歩いていると… 続きを読む 島の動物
島で会った鳥たち
変化に乏しい4ヶ月のなかで最大の慰めとなったのは鳥たちだった。何年も経った今でも出会いのいくつかは映像として思い出すことができる。 なかでも印象深いのはアカヒゲだ。全体に赤く、腹は白いがくちばしからのどにかけて黒くてひ… 続きを読む 島で会った鳥たち
L.グロータースを偲んで
これはOrbis 6-2(1957)に掲載された文章を沢木が翻訳したものである。「L.グロータースの肖像」とあわせて読むとL.グロータースの偉大さと人となりがよりよく理解されることと思う。 グロータース神父は決して自分の… 続きを読む L.グロータースを偲んで
L.グロータースの肖像
我々のよく知っているグロータース神父(W.A.Grootaers)の父はLudvic Grootaersと言ってベルギーの言語地理学の創始者だった。この小文はOrbis4-1(1955)に掲載されたものの沢木による翻訳で… 続きを読む L.グロータースの肖像
本ブログの構成
方言コーパスに関するトピックが本HPの主なコンテンツですが、ほかにも私(沢木幹栄)の関心にしたがっていくつかのカテゴリーを設けました。 Jポップ、KWIC、コンピューター、データの説明、プログラムとその解説、奄美・徳之島… 続きを読む 本ブログの構成
Orbisの目次
ベルギーのルヴェン大学から出ていたOrbisという雑誌は方言に特化した言語学の学術雑誌だった。ここにはグロータース神父が日本の方言研究者の論文をフランス語に翻訳して載せたり、グロータース本人が日本の方言研究について書いた… 続きを読む Orbisの目次
島のスーパー、コンビニ
徳之島にはスーパーが何軒かある。自転車で行ける平土野にはエーコープがあり、亀津には4軒ほどのスーパーがある。花徳にも食品スーパーがあり、伊仙にもエーコープがあるらしい。 平土野のエーコープは堂々たる店で食料品から日用品… 続きを読む 島のスーパー、コンビニ
島の百均
いつの間にか百円ショップいわゆる百均ができていた。島暮らしを始めてみるとこれが結構役に立つ。 借りた家には食器棚があり、どれでも好きな食器を使っていいと言われていたが、なぜかカレーを盛るのにちょうどいい皿がない。深めの… 続きを読む 島の百均