「方言コーパス」のカテゴリーの記事で取り上げる研究が主に材料とするのは「徳之島二千文」である。いろいろな論文で「徳之島二千文」が言及されており、このサイトでも話題の中心になると思われるが、この名前の書籍があるのではない。… 続きを読む 徳之島二千文
投稿者: msawaki
島唄
奄美の島唄は沖縄民謡とは違う。琉球音階ではない(徳之島より南の与論島は琉球音階らしい)。全くの素人が耳で聞いて沖縄の島唄との違いがはっきりと感じられるほどである。同じような三味線(奄美の楽器は三線とは言わない)を使い、雰… 続きを読む 島唄
つながる
「共通の友人」という言い方がある。その第三者をふくめて三人が旧知の間柄であることが普通だが、ときどき「えー、あいつ知ってるの?昔一緒に遊んだんだよ」というようにお互いにその第三者と知り合いだったことを知らないことも起きる… 続きを読む つながる
『日本語二千文』
「徳之島二千文」の説明をするまえに『日本語二千文』(1971年早稲田大学語学教育研究所発行)の説明をしなければならない。 この書の著者はアンリ・フレ(Henri Frei)、ジュネーブ大学のBailly(バイイ)の弟子で… 続きを読む 『日本語二千文』
Wenkerの調査票
Wenkerの調査票の全文とその和訳である。Wenkerの調査した結果については日本の文献でいろいろ触れられることはあったが、原文がどんなものかは案外紹介されていないように思う。実際に本文を入手してみると、いかにも150… 続きを読む Wenkerの調査票
言語地図と現代史
国研が所蔵している世界中の言語地図を調査する研究費をいただいている。 まだその10分の1も調べることができていないのだが、分かってきたことが一つある。それは、ヨーロッパの言語地図は何らかの形で現代史が影を落としている… 続きを読む 言語地図と現代史
島の動物
徳之島は動物の密度が高い。小動物であれ、鳥であれ日々間近に目にする。一年を通して気温が高く、雨が多いからだろう。 動物の密度の高さを一番最初に実感したのは、プチ移住2日目ぐらいにAコープのある平土野目指して歩いていると… 続きを読む 島の動物
島で会った鳥たち
変化に乏しい4ヶ月のなかで最大の慰めとなったのは鳥たちだった。何年も経った今でも出会いのいくつかは映像として思い出すことができる。 なかでも印象深いのはアカヒゲだ。全体に赤く、腹は白いがくちばしからのどにかけて黒くてひ… 続きを読む 島で会った鳥たち
L.グロータースを偲んで
これはOrbis 6-2(1957)に掲載された文章を沢木が翻訳したものである。「L.グロータースの肖像」とあわせて読むとL.グロータースの偉大さと人となりがよりよく理解されることと思う。 グロータース神父は決して自分の… 続きを読む L.グロータースを偲んで
L.グロータースの肖像
我々のよく知っているグロータース神父(W.A.Grootaers)の父はLudvic Grootaersと言ってベルギーの言語地理学の創始者だった。この小文はOrbis4-1(1955)に掲載されたものの沢木による翻訳で… 続きを読む L.グロータースの肖像