方言研究の世界のコーパス研究について、つい言葉が過ぎた面があったかもしれない。もしかしたら、気を悪くした人がいるかもしれないと反省している。今のところどこからもクレームは来ていないので、私の思い過ごしであってほしい。ただ… 続きを読む 関西弁コーパス(反省)
カテゴリー: 方言コーパス
関西弁コーパス続報
自分のコーパスを宣伝するために作ったサイトで他人のコーパスを取り上げるのもどうかと思うのだが、それだけの価値があると考えて以下の記事を書いた。 前回の記事を投稿したあとで、せめてコーパスの内容が分かるようなファイルを作る… 続きを読む 関西弁コーパス続報
関西弁コーパス
このブログでも書いたが、私よりずっと前に方言コーパスを作っていたのが関西学院大学のヘファーナンさんだった。私とはやり方が違い、ヘファーナンさんの方法は琉球方言には適用できない(と私は信じている)。ヘファーナンさんのやり方… 続きを読む 関西弁コーパス
『徳之島方言二千文辞典改訂版』付属DVD
2009年発行の科研費報告書につけたDVDの中身である。当時200人以上の方にお送りしたと記憶しているが、研究者として新しい方はお持ちでないことが多いと思う。 岡村・沢木・中島・福嶋の制作によるマルチメディアDVDであ… 続きを読む 『徳之島方言二千文辞典改訂版』付属DVD
「徳之島二千文」からKWICを作る
「徳之島二千文」の第一稿を見て、沢木はそこからKWICを作ることを思いついた。KWICは沢木が国立国語研究所(国研)に勤務していたときから身近にあった。国研では電子化されたテキストがあれば、それをもとにKWICを作るの… 続きを読む 「徳之島二千文」からKWICを作る
徳之島二千文
「方言コーパス」のカテゴリーの記事で取り上げる研究が主に材料とするのは「徳之島二千文」である。いろいろな論文で「徳之島二千文」が言及されており、このサイトでも話題の中心になると思われるが、この名前の書籍があるのではない。… 続きを読む 徳之島二千文
『日本語二千文』
「徳之島二千文」の説明をするまえに『日本語二千文』(1971年早稲田大学語学教育研究所発行)の説明をしなければならない。 この書の著者はアンリ・フレ(Henri Frei)、ジュネーブ大学のBailly(バイイ)の弟子で… 続きを読む 『日本語二千文』
本ブログの構成
方言コーパスに関するトピックが本HPの主なコンテンツですが、ほかにも私(沢木幹栄)の関心にしたがっていくつかのカテゴリーを設けました。 Jポップ、KWIC、コンピューター、データの説明、プログラムとその解説、奄美・徳之島… 続きを読む 本ブログの構成
方言コーパスとは何か
私は最初から方言コーパスを作ろうと思ったわけではない。徳之島方言と標準語のテキストからKWICを作ってみたら、簡単に助詞を見つけることができた。それだけでなく、助詞に複数の異形態があることもわかった。しかし、KWICに… 続きを読む 方言コーパスとは何か
徳之島での仕事
私が徳之島で4ヶ月を過ごした目的は学問のためだった。 もっと言うと日本で最初の方言コーパスを作るためだった。あとから考えると、4ヶ月という時間でコーパスを作るのは無謀と言ってもいいことだったがほかに方法はなかった。方言… 続きを読む 徳之島での仕事