二つの木遣り

松本市立博物館が城の敷地から中心市街に引っ越して新装開館したのだが、オープニングイベントとして行われた御柱にまつわる芸能の公演を見に行ってきた。 前日も公演はあったのだが、それは浮き世の義理で見逃した。今回は千鹿頭(ちか… 続きを読む 二つの木遣り

耳聞神社ふたたび

 耳聞神社について新情報がある。一つは取り壊される前の耳聞神社の写真を埋草甚一さんがツイッターにアップされていたこと。取り壊されたあとの写真もあるが、その前のもののなかで一番新しいのが2017年12月撮影で、これによれば… 続きを読む 耳聞神社ふたたび

耳聞神社

 今の住所に越してしばらくしたころ、近くに奇妙な名前の神社があることに気がついた。通りに面して間口3メートルの石囲い、石作りの鳥居に「耳聞神社」と額が付いている。その奥にけやきの老木が立っていてそのけやきの陰に高さ2メー… 続きを読む 耳聞神社

御柱の木遣り(松本地方)

最初に断っておくが、これはブログの記事であり、学問的な記述ではないので確実な典拠がなくても書いてしまうことはある。もちろん、典拠を常に探しているし、可能であれば出典を明記することにはしている。一方で妄想に近いような思いつ… 続きを読む 御柱の木遣り(松本地方)

松本の御柱

今年は諏訪大社の御柱(おんばしら)祭が行われる。いつもテレビで取り上げるのは諏訪大社の御柱なのでそれ以外に御柱があるとは普通は思わない。ところが、実は長野県内の市町村のうち大部分に御柱をとり行う神社があるのだ。県外では群… 続きを読む 松本の御柱

諏訪の御柱

8月21日の「ブラタモリ」は諏訪が舞台だった。例によって盛りだくさんの内容だったが、諏訪と言えば御柱(おんばしら)の話は避けて通れない。番組では木落としの坂などちゃんと取り上げていた。説明役の諏訪文化研究者の話では「御柱… 続きを読む 諏訪の御柱

歴史と記憶

グロータースさんが「私の母の大伯父はナポレオン戦争に従軍したんです。歴史は遠い昔のことだと思っているかもしれないけれどそうではないんですね。」とおっしゃっていたことがある。グロータースさんの御父君は1885年生まれだから… 続きを読む 歴史と記憶