徳之島の家

徳之島に着いた翌日、仮の我が家となった家から海の近くまでを歩いた。もう徳之島には通算で100日以上来ているはずなのに、ぼんやり歩いていると新しい発見がある。 今回の発見は家の造りだった。徳之島の家は沖縄の宮古の家とは異な… 続きを読む 徳之島の家

闘牛場?

「島で会った鳥たち」で「平土野(へとの)の闘牛場」という言葉を見て、?と思われた方も多いのではないか。「闘牛場」というからにはカルメンのホセのような人がいて牛と戦うのかとそこまで想像した人もいるかもしれない。それも闘牛だ… 続きを読む 闘牛場?

蝙蝠の弁

 学生のときに妙に博識な先輩が「私は鳥なき里の蝙蝠(こうもり)みたいなもので」と言っているのを聞いて「そんな言い方があるのか」と思ったものだった。辞書に載っている意味は「実力のないものばかりがいるところでほんの少しだけ実… 続きを読む 蝙蝠の弁

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カテゴリー: 雑文

草萌ゆる島

 家から海岸に出る道の途中に牧草地があった。5月の末近くに島に来たとき、そこは小さな草が一面に生えていて、赤い地面も見えていた。毎日通るたびに目に見えて草は生長しているようだった。ひと月もすればびっしり茂って地面は見えな… 続きを読む 草萌ゆる島

島唄

奄美の島唄は沖縄民謡とは違う。琉球音階ではない(徳之島より南の与論島は琉球音階らしい)。全くの素人が耳で聞いて沖縄の島唄との違いがはっきりと感じられるほどである。同じような三味線(奄美の楽器は三線とは言わない)を使い、雰… 続きを読む 島唄

つながる

「共通の友人」という言い方がある。その第三者をふくめて三人が旧知の間柄であることが普通だが、ときどき「えー、あいつ知ってるの?昔一緒に遊んだんだよ」というようにお互いにその第三者と知り合いだったことを知らないことも起きる… 続きを読む つながる

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カテゴリー: 雑文

島の動物

 徳之島は動物の密度が高い。小動物であれ、鳥であれ日々間近に目にする。一年を通して気温が高く、雨が多いからだろう。 動物の密度の高さを一番最初に実感したのは、プチ移住2日目ぐらいにAコープのある平土野目指して歩いていると… 続きを読む 島の動物