前稿(「松本地方の御柱」)で述べた報告書が信州大学のリポジトリに入った。「木遣り」研究報告書 これをクリックしていただくとダウンロードできる。私はこのなかのほんの一部を書いたが、大部分は学部の学生たちが持てる能力の最大限… 続きを読む 松本地方の御柱2
カテゴリー: 雑文
論争を恐れるな
一ヶ月前の文藝春秋にノーベル賞の真鍋淑郎さんの「ノーベル賞は『論争』から」という文章が載っていた。この中で最初に述べられていたのは「ディスアグリーメント、つまり意見の違いや反対から学ぼう」だった。日本ではまったく違った研… 続きを読む 論争を恐れるな
ウクライナ語について
プーチンはウクライナとの停戦の条件の一つとして「ロシア語を国語にする」という項目を入れているらしい。軍事ではなくて言葉の問題だったら当ブログの守備範囲だ。非道にして不条理なロシアの侵攻にさらされているウクライナへの支援と… 続きを読む ウクライナ語について
研究と経営 戦術編
研究の話の続きになる。 予算が決められていて、ある程度の枠が保証されているとお金がかからないやり方を追求する動機が弱くなる。しかし、今のようにいろいろな技術が次々に現れる時代はお金と時間を節約するやり方を常に探るべきだと… 続きを読む 研究と経営 戦術編
研究と経営 戦略編
前首相の政治手法を「中小企業のおやじ」と評した記事を見たことがある。けなしたつもりだろうが、それでもけなし足りない。私が見るところ、もしあのようなやり方で企業を経営したら間違いなくあっという間に倒産してしまうだろう。自分… 続きを読む 研究と経営 戦略編
ウクライナの戦争
「ウクライナはロシアに勝っているんだよね」と4歳の孫が娘に半ば嬉々として尋ねたらしい。小さい子供が「ウクライナ」という固有名詞を口にするとは尋常なことではない。おそらく、友達がウクライナに何らかの関係がある家の子供で毎日… 続きを読む ウクライナの戦争
御柱の木遣り(松本地方)
最初に断っておくが、これはブログの記事であり、学問的な記述ではないので確実な典拠がなくても書いてしまうことはある。もちろん、典拠を常に探しているし、可能であれば出典を明記することにはしている。一方で妄想に近いような思いつ… 続きを読む 御柱の木遣り(松本地方)
ウクライナ
とうとうロシアはウクライナと戦争を始めた。どんなに限定した戦争であっても戦争は必ず人命の犠牲を伴う。開戦を命じたプーチンは誰かが死ぬことなど気にしないのだろう。兵隊も一般市民も気の毒なことだ。「戦争は外交の一手段」とクラ… 続きを読む ウクライナ
木落としのない御柱
昨日(2022年2月22日)のNHKテレビのローカルニュースのトップは今年予定されている御柱行事のうち、山出しを人手でなくトレーラーで行うことと木落としを中止することだった。5月の里曳きは行う。 テレビに映った関係者の表… 続きを読む 木落としのない御柱
松本の御柱
今年は諏訪大社の御柱(おんばしら)祭が行われる。いつもテレビで取り上げるのは諏訪大社の御柱なのでそれ以外に御柱があるとは普通は思わない。ところが、実は長野県内の市町村のうち大部分に御柱をとり行う神社があるのだ。県外では群… 続きを読む 松本の御柱