文献紹介:琉球方言の音韻変化の言語地図

琉球方言ではときどき不可解に思えるような音韻変化が起きることがある。それを「音声学的に不自然」と考えたり、中間段階を設定して変化を漸進的なものだったと想定することが散見される。 多くの場合、「音声学的に不自然」と感じるの… 続きを読む 文献紹介:琉球方言の音韻変化の言語地図

Wenkerの調査票(続々)

 同タイトルの3本目の記事になる。我ながらしつこいと思うのだが、「ドイツ言語地図」はそれくらい重要なのだ。回収された調査票が5万通もある方言調査は前代未聞であるし、ジリエロンの調査と並んで言語地理学の源流でもある。 まず… 続きを読む Wenkerの調査票(続々)

Wenkerの調査票(続)

「Wenkerの調査票」なる記事を投稿したのは、『ルクセンブルク言語地図』を調査している過程で調査文に遭遇して「これは儲けもの!」と思ったからなのだが、ちょっとショックなことがあった。 実はウィキペディアドイツ語版に&#… 続きを読む Wenkerの調査票(続)

言語地図と現代史

 国研が所蔵している世界中の言語地図を調査する研究費をいただいている。  まだその10分の1も調べることができていないのだが、分かってきたことが一つある。それは、ヨーロッパの言語地図は何らかの形で現代史が影を落としている… 続きを読む 言語地図と現代史

本ブログの構成

方言コーパスに関するトピックが本HPの主なコンテンツですが、ほかにも私(沢木幹栄)の関心にしたがっていくつかのカテゴリーを設けました。 Jポップ、KWIC、コンピューター、データの説明、プログラムとその解説、奄美・徳之島… 続きを読む 本ブログの構成