待っていた接種券が来たので、早速予約をした。8月中には免疫が完成していると思われる。そうなると、今まで移動を我慢していたところに行ける。一番最初に行かなければいけないのは国研だろう。国研の所蔵している外国の言語地図の情報… 続きを読む スペイン語は?の言葉
カテゴリー: 言語地理学
文献紹介:琉球方言の音韻変化の言語地図
琉球方言ではときどき不可解に思えるような音韻変化が起きることがある。それを「音声学的に不自然」と考えたり、中間段階を設定して変化を漸進的なものだったと想定することが散見される。 多くの場合、「音声学的に不自然」と感じるの… 続きを読む 文献紹介:琉球方言の音韻変化の言語地図
『ドイツ民話集』
30年前にウイーンで買った『ドイツ民話集』(Deutsche Volksmärchen, Eugen Diederichs Verlag 1990)を久しぶりに開いたら思わぬ拾いものをいくつもした気分になった。 全部で8… 続きを読む 『ドイツ民話集』
Wenkerの調査票(続々)
同タイトルの3本目の記事になる。我ながらしつこいと思うのだが、「ドイツ言語地図」はそれくらい重要なのだ。回収された調査票が5万通もある方言調査は前代未聞であるし、ジリエロンの調査と並んで言語地理学の源流でもある。 まず… 続きを読む Wenkerの調査票(続々)
Wenkerの調査票(続)
「Wenkerの調査票」なる記事を投稿したのは、『ルクセンブルク言語地図』を調査している過程で調査文に遭遇して「これは儲けもの!」と思ったからなのだが、ちょっとショックなことがあった。 実はウィキペディアドイツ語版に&#… 続きを読む Wenkerの調査票(続)
Wenkerの調査票
Wenkerの調査票の全文とその和訳である。Wenkerの調査した結果については日本の文献でいろいろ触れられることはあったが、原文がどんなものかは案外紹介されていないように思う。実際に本文を入手してみると、いかにも150… 続きを読む Wenkerの調査票
言語地図と現代史
国研が所蔵している世界中の言語地図を調査する研究費をいただいている。 まだその10分の1も調べることができていないのだが、分かってきたことが一つある。それは、ヨーロッパの言語地図は何らかの形で現代史が影を落としている… 続きを読む 言語地図と現代史
L.グロータースを偲んで
これはOrbis 6-2(1957)に掲載された文章を沢木が翻訳したものである。「L.グロータースの肖像」とあわせて読むとL.グロータースの偉大さと人となりがよりよく理解されることと思う。 グロータース神父は決して自分の… 続きを読む L.グロータースを偲んで
L.グロータースの肖像
我々のよく知っているグロータース神父(W.A.Grootaers)の父はLudvic Grootaersと言ってベルギーの言語地理学の創始者だった。この小文はOrbis4-1(1955)に掲載されたものの沢木による翻訳で… 続きを読む L.グロータースの肖像
本ブログの構成
方言コーパスに関するトピックが本HPの主なコンテンツですが、ほかにも私(沢木幹栄)の関心にしたがっていくつかのカテゴリーを設けました。 Jポップ、KWIC、コンピューター、データの説明、プログラムとその解説、奄美・徳之島… 続きを読む 本ブログの構成