Wenkerの調査票の全文とその和訳である。Wenkerの調査した結果については日本の文献でいろいろ触れられることはあったが、原文がどんなものかは案外紹介されていないように思う。実際に本文を入手してみると、いかにも150… 続きを読む Wenkerの調査票
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言語地図と現代史
国研が所蔵している世界中の言語地図を調査する研究費をいただいている。 まだその10分の1も調べることができていないのだが、分かってきたことが一つある。それは、ヨーロッパの言語地図は何らかの形で現代史が影を落としている… 続きを読む 言語地図と現代史
L.グロータースを偲んで
これはOrbis 6-2(1957)に掲載された文章を沢木が翻訳したものである。「L.グロータースの肖像」とあわせて読むとL.グロータースの偉大さと人となりがよりよく理解されることと思う。 グロータース神父は決して自分の… 続きを読む L.グロータースを偲んで
L.グロータースの肖像
我々のよく知っているグロータース神父(W.A.Grootaers)の父はLudvic Grootaersと言ってベルギーの言語地理学の創始者だった。この小文はOrbis4-1(1955)に掲載されたものの沢木による翻訳で… 続きを読む L.グロータースの肖像